2025年9月30日午後5時、札幌市南区の「ノースサファリサッポロ」が閉園し、20年の歴史に幕を下ろしました。

 2005年にオープンした「ノースサファリサッポロ」は、動物と間近で触れ合えるのが特長で、ライオンへのエサやりなど“日本一危険”な動物園として、これまでに延べ200万人以上が訪れました。

【画像を見る】無許可開発問題で20年の歴史に幕を下ろす“ノースサファリ”

札幌市に無許可で施設を建て、事業を拡大した無許可開発が問題となり、運営会社の「サクセス観光」は、市から行政指導を受けていました。

立ち入り検査に入る札幌市(9月)

 運営会社は9月末での閉園と、すべての建物を撤去することを表明しています。