凱旋のサイン会で「照れる。照れくさい」

垣根さんは、7月、3度目のノミネートで第169回 直木賞を受賞しました。

授賞式の垣根涼介さん:
「きょうはたまたま僕の日でもあったのかなっていう感じですかね」

多くのファンが、垣根さんに祝福の言葉をかけたり、作品の感想を伝えたり、会場は熱気に包まれました。
ファン:「必ず直木賞獲ってくださると思ってました。やった!って思いました。それで、やっぱり!って思いました」

ファン:「(垣根さんは)大学の後輩になるんですよ。賞を獲って、サイン会っていうのは、もう誉というか」

ファン:「今までにない時代小説家ですね。わかりやすくて読みやすい。ユーモアがある。だからすごくサラサラと、分厚いけどサラサラ(読める)」

サイン会の会場には、地元の友人や知人の姿も…。
垣根涼介さん:「フフフ。(宛名を聞かなくても)名前知ってる。大丈夫」
知人:「おめでとうございます。お久しぶりでした」

垣根涼介さん:
「顔見知りの顔がいっぱいあって、嬉しいです。あぁ!あぁ!って思います。顔見るたびに。
照れくさいですよね、ちょっと照れくさいです」

直木賞受賞から2か月あまりー

小説家・垣根涼介さん(諫早市出身):
「NBCをご覧の皆さん、こんにちは。垣根と言います。こんにちは」

早田紀子記者:「どうですか? 今、改めて振り返って?」
垣根涼介さん:
「それを聞かれると非常に申し訳ないんですけど、ほとんど僕、毎日が変わらないです。相変わらず執筆をずーっとしてますし。
直木賞獲ろうが獲るまいが、やることは僕変わらないので、そういう意味においては、変化は全然ないですよね」

垣根さんは高校までを諫早で過ごし、2000年、初めて書いたミステリー小説で作家デビューしました。
この10年あまりは、歴史小説を書いています。