「自然災害伝承碑」の地図記号を知っていますか?

過去に起きた水害や土砂災害、火山災害などの情報を伝える石碑やモニュメントを表しています。先月末時点で全国で2021件、県内でも8市町村で28か所が登録されています。

災害から身を守るため過去の災害の経験を後世にどう伝えるのか、こうした「土地の記憶」のあり方も今問われています。

富士河口湖町地域防災課 鎌倉修 課長補佐:
こちらは河口湖の増水に関する自然災害伝承碑でございます

河口湖のほとりにたたずむ石碑。1983年、1991年に起きた河口湖の増水被害を伝える石碑として自然災害伝承碑に登録されています。

鎌倉さん:
昭和58年の頃には私は小学生だったので、学校が大石小学校だったけれど水に校庭が埋まったのは覚えております

日ごろは穏やかな河口湖ですが災害は繰り返すという事を一つの石碑で伝えています。

鎌倉さん:
ここは繰り返されるという事が必ずありますので、どんなに対応してもそれを超えてくる災害もありますので、それを皆さん住民一人一人が災害に対する心がけを持っていただけたらと思います