北九州空港では 貨物取扱量が増加…その背景
【住】九州では、北九州空港が唯一『海上の24時間空港』ですね?
【平】北九州空港では、24時間空港の強みを生かした取り組みが進められています。
北九州空港は、24時間利用可能な海上空港として2006年に開港しました。

(都市部にある)福岡空港では対応できない『早朝・深夜の時間帯を含む国内線・国際線』が運航されています。
また、5年前からは『貨物便の誘致』に力を入れていて、北米やヨーロッパなどの “大型貨物機の新規就航”につなげるため、滑走路を長崎空港と同じ3000mに延伸し、2027年に供用開始する予定です。
【住】北九州空港では、どれくらいの貨物を取り扱っているのでしょうか?

【平】国土交通省によりますと、北九州空港では、貨物の取扱量が、2021年度まで4年連続で過去最高を更新しています。
一方、長崎空港は、2019年度までは、北九州空港を上回っていたものの、2020年度からは大きく差をつけられ、昨年度は北九州空港の4分の1程度にとどまっています。