“世界最大の原発基地”へ
柏崎刈羽原発1号機は1978年(昭和53年)12月に着工。
7年後の1985年9月には、計画公表以来16年目にして、日本で31番目の商業用原発として営業運転をスタートさせます。

その後、1990年4月に5号機、1990年9月に2号機、1993年8月に3号機、1994年8月に4号機、1996年11月に6号機、そして1997年7月に7号機が営業運転に入りました。7基の合計出力は世界最大の821.2万kWとなりました。
原発は地域経済の活性化に寄与したのか
原発が立地した自治体には一般財源、特定財源ともに巨額の収入がもたらされます。財政基盤がぜい弱な自治体にとっては大きな財政収入が得られることは大変な魅力です。一般財源としては、固定資産税、住民税のほか、県の法定外普通税として核燃料税もあります。また、柏崎市は「使用済燃料税」を課しています。
「原発を建設すれば地域経済が活性化して人口も増える」というのは、本当だったのでしょうか。