待望の水揚げです。岩手県の宮古港で11日朝、福島県の漁船が今シーズン初となるサンマ13トンを水揚げし、浜は活気づきました。

宮古港に入港したのは、福島県いわき市の「第15庄光丸」です。宮古港から東におよそ160キロの近海でとれたサンマ13トンを水揚げしました。
宮古港ではこれが今シーズン初のサンマの水揚げです。

(第15庄光丸 千葉善文 船長)
「やっぱり昔と比べると小さくなってきていると思います。ただ時期が遅くなっている感じもしますので、これからの型に期待したい」

水揚げされたサンマの中には小ぶりなものもありますが6割ほどが100グラム以上で、きょうは1キロあたり700円から850円の高値で取引されました。

(仲買人)
「ちょっと寒くなって秋の味覚がようやく宮古に来たということでうれしく思います」

全国的な不漁が続く中、今後も宮古港への水揚げが期待されます。