昭和37年(1962年)1月、熊本駅の映像です。正月休みが終わり職場や学校へ戻る人たちで駅は大混雑。

駅員が必死に人員整理しますが、乗客や見送り客でごった返しています。


当時ニュースはこう伝えています。「さて、熊本駅ではこのところ学校や職場へ帰る乗客がどっと押しかけ大混乱となっています。熊本駅では1月10日までの上り特急券と普通急行の寝台券は全部売り切れとのことで、1日の乗降客はざっと12万人。総売り上げおよそ650万円でこれは、平日の6・7倍にあたるという話です。このため、整理券を発行して混雑の解消にあたっていますが、何とこの整理券も満員札止めになっているのもあるということです。

なお熊本駅では1月10日まで運行される朝7時熊本駅始発の東京行き臨時急行「不知火」は、今のところ利用者が少ないので、これを大いに利用してほしいと話しています。」
