2万匹以上を捕獲「シナイモツゴ郷の会」

2014年から駆除に取り組む「シナイモツゴ郷の会」は去年は2万匹以上を捕獲し、飲食店などに無償で提供してきました。

NPO法人シナイモツゴ郷の会 高橋清孝理事長:
「新しいメニューが一般の方に認知されてきたというところがある。飲食店の方もみえて品質がいいからぜひ使わせてくれ、販売してくれという意見もあり、大変心強く思っている」

会は今年6月下旬に環境省から販売許可を得ていて、早ければ1年後を目途に食材として販売を始め売り上げを駆除のための活動資金にしたいとしています。

初めて食べたという人もいたが、どの料理も概ね好評だったということです。参加した飲食店からは「ため池で取れたアメリカザリガニは、農薬にまみれていないので安心して提供できる」といった意見もありました。アメリカや中国などでは普通に食べられていて、近い将来、大崎市の特産品になるかもしれません。