延岡市の九州保健福祉大学は、来年度から救急救命士を養成する新たなコースを開設するのに合わせて、自治体の救急搬送などを担う民間企業と包括協定を結びました。

延岡市の九州保健福祉大学で行われた調印式では加計勇樹 理事長・総長と美郷町など自治体の救急搬送業務を担っている日本救急システムの後藤奏社長が協定書を取り交わしました。

九州保健福祉大学は、来年度から九州医療科学大学に名称を変更し、新たに救急救命士を養成する「救急救命コース」を開設。

今回の協定締結により、日本救急システムの職員による指導や実習の受け入れなどを検討しているということです。

(九州保健福祉大学・加計勇樹 理事長・総長)「救急と言ってもいろいろな状況に応じて臨機応変に対応できるような人材が必要になってくると思うので、そういう意味でですねこの度の協定は大変期待をしているところでございます」

九州保健福祉大学では、救急救命士の養成を通して地域課題の解決に貢献したいとしています。