宮崎県えびの市に住む50代の女性が、2800万円をだまし取られる特殊詐欺の被害が発生しました。

警察によりますと、今年7月、50代の女性が携帯電話に届いたメッセージの番号に電話をかけたところ、NTTの職員を名乗る男から「あなたの電話番号が不正に利用されている。問題解決のためにネットワークセキュリティ協会から連絡が来ます」などと言われました。

女性は、その後もネットワークセキュリティ協会職員を名乗る男や、弁護士を名乗る男らから電話を受け、今年7月から9月までの間に、指定された口座に複数回にわたって現金を振り込み、合計およそ2800万円をだまし取られたということです。