ドローンやスマホを活用し進化を続ける建設業の仕事に理解を深めてもらおうという学習会が6日盛岡市で開かれ、中学生が最新の技術を体験しました。

この学習会は、県の盛岡広域振興局が企画したもので、盛岡中央高校附属中学校の3年生31人が参加しました。
生徒たちは最初に4車線化の整備が進められている盛岡駅の西側と盛南地域を結ぶ「杜の大橋」の工事現場を見学しました。
そして滝沢市に移動し、最新の技術を体験しました。建造物の設計や保守点検に利用されている小型ドローンの操作に挑戦した生徒は、コツを教わると器用に操っていました。
またスマートフォンでは3次元の位置データを作成しました。
従来であれば大型の機器を現場に持ち運んで行う測量ですが、この技術を活用すれば機器は必要ないといいます。

(生徒)
「重機を使うイメージがあったけど、今回学んだ中でICTを活用したりだとか技術革新が進んでいる。こういう道に進むのも良いかな」
「いろいろなところで活躍されているなと思った、一番建設業が私たちを支えてくれているのではないか」

生徒たちは今回の学習会を通じて、自分たちの暮らしを支える建設業が日々進化していることを学んでいました。