さらに、知人からの励ましも大きかったそうです。


佐々木善一社長:
「早く元あったところで待っているよなんて声をかけていただいたり励みになっています」

善一さんは、リニューアルにあたって新たな仕掛けも始めました。

たとえばガチャガチャを回すと…中から線香が。

昔ながらの羽子板は、可愛らしいキャラクターのデザインのものを仕入れました。

時代に合わせ、店を変化させていきます。

佐々木善一社長:
「まだ手探りですけども再スタート頑張ろうと思っています」


そして、火事から2年半が経った6日、リニューアルオープンの日を迎えました。

佐々木善一社長:
「火災になってからいろんな人の支援や支えや温かい言葉いただいてきたので、そういうものを積み重ねて200何年やってこれていると思うので、恩返し出来たらと思っています」

店と主(あるじ)を失いながら、再出発を果たした角源。

慣れ親しんだ場所で、新たな歴史を刻んでいきます。