新潟地方気象台によりますと、低気圧が北海道付近で急速に発達しており、6日は北日本から東日本では『西高東低』の気圧配置が強まるということです。

新潟県では山沿いを中心に断続的な雨となり、これまでに降った雨で地盤が緩んでいる所もあるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
上中下越では、6日夕方にかけて土砂災害に注意・警戒してください。
仮に雨雲が同じ所にかかり続けた場合には「警報級の大雨」となるおそれもあるということです。

気象台の発表したアメダスによる速報値によりますと、4日午後5時からの降り始めから6日午前5時までの降水量は、十日町で83.5mm・十日町市松代で65.0mm・上越市川谷で61.0mm・新発田市赤谷で60.5mm・魚沼市大湯で58.0mmとなっています。

また7日にかけては気圧の傾きも大きくなって風が強まり、海は“しけ”となる見込みですので、下越や佐渡では、6日夕方にかけては「強風」に、7日明け方にかけては「高波」に注意・警戒が必要ですが、気圧の傾きが予想よりも大きくなった場合には、「暴風」や「警報級の高波」となるおそれがあります。