小林西高校の野球部で部員同士のいじめが発覚しました。
小林西高校は、現在開催されている秋の高校野球宮崎県大会でベスト4に進出していますが出場を辞退しました。
小林西高校によりますと、先月18日、野球部のミーティングの場で1年生1人が複数の部員から、暴言のほか平手で叩く、足を蹴る、それに物を投げるなどの暴力行為を受けたということです。


生徒にけがはありませんでしたが、現在、学校には登校していないということです。
寮を管理する職員からの報告を受けて学校側が当事者らへ聞き取り調査し、いじめと判断しました。

小林西高校は、現在開催されている秋の高校野球県大会でベスト4に進出していましたが、県高野連に出場辞退を申し出て受理されました。

高校は「今後、二度と同じようなことが起こらないよう再発防止に努めていきたい」とコメントしていて、後日、野球部の保護者会を開く予定です。
(スタジオ)
熊本県の高校のサッカー部のいじめがいま全国ニュースになっていますが、県内でも部活動のいじめが確認されました。

そして、今回、小林西高校が辞退した秋の高校野球県大会ですが、決勝に進んだ2チームが九州大会に出場するもので、小林西はその目前のベスト4まで進んでいました。
九州大会は来年春のセンバツ出場校を決めるうえで参考となる重要な大会です。
改めて学校側には再発防止が求められます。