警戒心が強い犬はボランティアが一時保護…
県内企業の協力を得て、柴犬たちは立山町が管理する施設に一時避難。しかし、「施設の使用上の制限に違反している」などの理由から、わずか1か月足らずで立ち退かなければならなくなったのです。

しっぽのこころ 宇多利美代表:「施設をすぐに出なければいけない状況になってしまって」「やっぱりこの子たちの幸せを願って、幸せにこの子たちが過ごせる場所を提供してくださる預かりさんとシェルター(避難先)ですね、一時的なシェルターを本当に望んでいます」

6月末、施設の立ち退き期限が迫る中、立山町を記録的な豪雨が襲いました。

しっぽのこころ 宇多利美代表:「これから新しいシェルターに移動します、急遽です。土砂と大雨警報が出ている。何かあったら困るので」
浸水の恐れがあったことから、急遽、別の場所に避難することに…。

しかし、一度劣悪な環境に置かれた犬たちは警戒心が強いため、団体では「預かりさん」と呼ばれるボランティアに一時保護してもらい、心身をケアする必要があるのです。
