先月、都城市では強盗が発生するなど、宮崎県内でもコンビニエンスストアでの犯罪が増加しています。
こうした犯罪に備えようと、宮崎市のコンビニエンスストアで防犯訓練が行われました。
(不審者)「客やぞ、こっちは。おら~。おぉ、こら~」
宮崎市清武町のコンビニエンスストアで行われた訓練は、刃物を持った不審者が店内に現れたという想定で行われました。
訓練では店員が身の安全を確保しながら迅速に警察に通報できるかなどが確認されました。
また、きょうは騙されて利用客が電子マネーカードを購入しようとする特殊詐欺を想定した訓練も行われました。
(訓練に参加した店員)
「(利用客に)ちょっと聞くくらいだけでも違うと思うので、もっと声をかけていこうかと思った」
(宮崎南警察署 早瀬 治 刑事官)
「これで犯罪が抑止できれば、そして、利用するこの付近に居住する市民が安心して(店を)利用でき、暮らせるようなところを目指して取り組んでいる」
県内では今年8月末までに特殊詐欺の被害を56件阻止していてこのうちコンビニ店の声かけによる阻止が42件を占めています。