■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間4日、大会11日目)

バドミントンの女子ダブルス2回戦が行われ、世界ランク5位の志田千陽(26、再春館製薬所)/松山奈未(25、再春館製薬所)がタイの同ランク11位、アイムサード姉妹にストレートで勝利。準々決勝進出を決めた。

過去の対戦成績は3戦全勝と有利な相手に志田/松山がリードする展開となった。11-8のインターバル明け、相手に3連続失点し同点に追いつかれたが、すぐに3連続得点でリードを許さない。志田/松山が21-16で第1ゲームを先制した。

第2ゲームは出だしから4連続得点でリードし、試合を優位に進めるもタイの身長175cm、170cmのペアにネット前で勝負され逆転されてしまう。インターバル後に志田/松山は前につめて勝負、3連続得点で同点に追いつく。その後、一進一退の攻防がつづき終盤に19‐18とリードする。しかし長身のペアに上から攻撃されるなど、苦戦をしいられるが積極的に前につめ23-21で2ゲームを連取。ストレート勝利でベスト8進出、準々決勝では団体戦で勝利した世界1位の陳 清晨(26)/賈 一凡(26)と対戦する。

日本の女子ダブルス金メダルは1970年バンコク大会で相沢マチ子/竹中悦子が獲得して以来53年、遠ざかっている。