福島第一原発の処理水について、東京電力は5日に予定されている2回目の放出に向けた準備作業を始めました。

福島第一原発の処理水について、東電は5日、2回目となる海洋放出を始める計画です。2回目の放出も、1回目と同じ程度のおよそ7800トンとなる見通しで、17日間にわたって行われます。

放出に先立ち3日、東電は、およそ1トンの処理水を海水で薄め、放出前の水槽に移す作業を行いました。

モニタリングの結果は、4日にも判明する見通しで、問題がなければ5日から2回目の放出が始まります。東電は「意図しない形で放出されないよう緊張感を持っていく」とコメントしています。