福島第一原発の処理水について、東京電力は11日、今年度4回目となる海への放出を始めました。
東京電力は、11日午前11時半ごろ、福島第一原発にたまる放射性物質トリチウムを含むアルプス処理水の海への放出を始めたと発表しました。放出は今年度4回目、通算で15回目となります。
東電では今年度、およそ5万4600トンの処理水を7回に分けて放出する計画です。今回はおよそ7800トンの処理水を放出し、29日に完了する予定です。
東電は「安全な海洋放出を安定的に実施できるよう、緊張感を持って取り組んでいく」としています。