■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間3日、大会10日目)

陸上の男子400mHで黒川和樹(22、法政大)が49秒21で4位。児玉悠作(22、ノジマ)は失格となり、日本勢8大会連続のメダル獲得はならなかった。

「メガネ」と「ヘアバンド」がトレードマークの黒川は、持ち味の前半からトップスピードで入った。300m付近までトップ争いを繰り広げたが最終コーナーの出口で失速。カタールの2選手に置いていかれると最後の直線では中国の謝 智宇(23)に抜かれ、49秒21で4位に終わった。児玉は7着だったが「足または脚がハードルをはみ出してバーの高さより低い位置を通った」ことから失格となった。

女子400mハードルでは6月の日本選手権で3連覇、世界陸上ブダベストで世界デビューを果たした山本亜美(21、立命館大)が、57秒66の7位だった。