■第19回アジア競技大会8日目(1日、中国・杭州)
ゴルフ競技の最終日が行われ、男子は隅内雅人(18、日大)が4日間トータル17アンダーで日本人トップの6位タイ、女子では新地真美夏(16、共立女二高)が4日間トータル8アンダーで日本勢トップの8位タイ、初日トップスタートを切った馬場咲希(18、代々木高)はトータル6アンダーの11位タイに終わった。
昨年の全米女子アマチュア選手権を制した馬場は最終日、1バーディー1ボギーで迎えた7番、ここまで3日間、パーだったショートホールでボギー、そこからリズムを崩すと8番のロングホールでもボギー、9番でもボギーと3連続ボギーでスコアを落としてしまう。
後半の10番、初日、2日目とバーディーを奪っていたロングホールでまさかのダブルボギー、続く11番もボギーとして、5ホールで6オーバーと崩れた。馬場は最終日、3バーディー6ボギー1ダブルボギーの77。トータル6アンダーの11位タイで終わった。
日本女子のトップは16歳の新地、17番のパー5ではイーグルを奪うなど1イーグル4バーディー2ボギー1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフだったが最終日は70であがり、トータル8アンダー8位タイだった。男子は隅内が最終日に1イーグル5バーディー4ボギーのトータル17アンダーで日本勢トップの6位タイ。
各日とも男子4人中3人、女子3人中2人のベストスコアをその日のチームスコアとし、4日間の合計スコアで争う団体戦。女子は2番目の馬場がスコアを伸ばせず日本はトータル17アンダーで5位に終わった。
2018年ジャカルタ大会では金メダルだった男子団体は隅内に続く2番目の出利葉太一郎(22、日大)が1イーグル3バーディー5ボギー1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフでスコアを伸ばせずトータル10アンダーで24位、3番目は杉浦悠太(22、日大)、本大志(18、目黒日大高)がトータル9アンダーの25位タイ。日本男子は香港に6打及ばず4位に終わった。