アメリカ議会下院は10月1日から45日間の予算執行を可能にする「つなぎ予算」の案を可決しました。政府機関の閉鎖を回避するには9月30日中に上院での可決も必要で、瀬戸際の調整が続いています。

アメリカ議会下院は30日、10月1日から45日間の予算執行を可能にする「つなぎ予算案」を与野党の賛成多数で可決しました。

多数派の野党・共和党の下院議長が与党・民主党の協力を得るため方針転換し、与党側が求めていた160億ドル=およそ2兆4000億円規模の災害支援を盛り込んだ予算案をまとめました。

ただ、共和党の保守強硬派が反対するウクライナ支援の予算は除外されました。

10月からの政府機関の閉鎖を回避するには上院での30日中の可決が必要で、瀬戸際の調整が続いています。