■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間30日、大会7日目)

男子100m準決勝が行われ、桐生祥秀(27、日本生命)が10秒23(+2.0)の組4着で敗退。さらに前回のジャカルタ大会男子200ⅿで金メダルを獲得した小池祐貴(28、住友電工)が、10秒22(+2.0)の3組5着で桐生ととも準決勝で姿を消した。

1組に登場した桐生は、追い風2.0mの状況で好スタートを切ったが 中盤以降スピードが伸びず4着。着順での準決勝突破はならず、タイム(上位2人)での進出決定を待つ。

3組の小池はスタートで少しつまずいたような感じになり出遅れる。以降もスピードに乗れず5着でフィニッシュし、決勝進出を逃した。桐生はタイムで拾われず無念の敗退。日本勢としては高瀬慧(14年仁川大会)、山縣亮太(18年ジャカルタ大会)の銅メダルに続き、3大会連続の表彰台を狙ったが、桐生、小池ともにファイナル進出ならず。

レース後、小池は「昨日よりがっつり転んじゃって。やっちまったなーっていう感じですね」と悔しがり、「リレーはしっかり切り替えて走ると思います」と話した。