広く浸透した“あの言葉” 広辞苑に載る?
齋藤キャスター:
そんな中、若い世代だけではなくて高齢者などにも幅広く浸透しつつある言葉があり、調査しました。

Q:【推し】ってどういう意味だかわかりますか。
10代「アイドルとか応援する時に使っています」
10代「広島カープの菊池選手推しです」
20代「宝塚推しです。男役さんがかっこいいので推してます」
60代「私は今、BTSのVを推しにしています。年齢的に高い年齢なんですけど、結構皆さんそれぞれに推しはいらっしゃるかと思います」

ということで、【推し】という言葉です。「気に入っている応援している人や物」を表す時に使います。
「【推し】という言葉を使うことがある」という人は、▼全体:49.8%▼60代:40.8%▼70歳以上:26.4%の方が使ってる。また、「他の人が使っても気にならない」と回答した方が8割超。さらに、2011年に「推しメン」、2021年には「推し活」がそれぞれ新語流行語大賞にノミネートされていました。
ではこの【推し】、広辞苑には載るのか。
広辞苑編集部
「記載するかどうか現在検討中です」
ということで、先ほど紹介した【引く】、【寒い】、【盛る】、【詰んだ】の四つは既に広辞苑に載っているということなので、【推し】も載るのではないか、というところだそうです。
井上キャスター:
「推し」は浸透してる感じはあります。
日比キャスター:
「推す」という行為が生きがいになってきますから、言葉が持っている力って特に「推し」はすごく強くなってきてますよね。