文化庁が9月29日、「国語に関する世論調査」の結果を公表しました。普段何気なく使っている言葉も、実は間違った意味で浸透しているものがあるようです。
意外と知らない?言葉の本来の意味

齋藤慎太郎キャスター:
「国語に関する世論調査」は、文化庁が1995年度から毎年実施をしている“国語に関する意識や理解度”を調査するものです。正しい言葉を使っているか、新しい言葉や表現などが定着してきているか、を調査するものです。
まずは言葉の本来の意味がわかりますか?ということで、クイズです。

「情けは人のためならず」(正解率46.2%)
A:人に情けをかけておくと巡り巡って結局は自分のためになる
B:人に情けをかけて助けることは結局はその人のためにならない
井上貴博キャスター:私はAです。
日比麻音子キャスター:私もAです。
齋藤キャスター:
正解は、A:情けをかけておくと巡り巡って結局は自分のためになる
井上キャスター:
難しいこれ、「人のため“に”ならず」だとBな感じがするじゃないすか。だから“に”がついてないと考えると、「人のためじゃない」と打消しになる=自分ためになるんだな、って1回咀嚼していつも考えてます。
日比キャスター:
すごいですね、正解した瞬間饒舌ですね。

齋藤キャスター:
「雨模様」(正解率は37.1%)
A:小雨が降ったり止んだりしている様子
B:雨が降りそうな様子
日比キャスター:
わからないかもしれない…Bです。
齋藤キャスター:
正解はB:雨が降りそうな様子