■アジア大会中国・杭州6日目(29日、黄龍スポーツセンター体育館)

体操の女子種目別が行われ、岡村真(18、相好体操クラブ/暁)が得意の平均台で金メダルを獲得。同種目日本勢初の快挙を達成した。

27日の女子個人総合で日本女子過去最高の銀メダルに輝いた岡村は、この日も安定した演技をみせ、得点は13.966をマーク。2位の中国・唐茜靖(20)の13.733点を0.233ポイント上回った。

18歳の岡村は「アジア大会は自分にとって今までで一番大きな大会。楽しんで、怖がらずにできたら」と大会前に語っていた。25日の女子団体で日本は2010年広州大会以来、3大会ぶりの銀メダルとなり、岡村は今大会3つ目のメダルを獲得した。

女子平均台の前に行われた男子種目別の跳馬では、谷川航(27、セントラルスポーツ)が日本勢45年ぶりの金メダルに。体操競技では今大会日本初の優勝となり、2種目続けてチーム日本の快進撃が続いている。