宮崎市の県消防学校で初任科生の卒業式が開かれ、卒業生が訓練の成果を披露しました。

卒業を迎えたのは、今年4月に県内8か所の消防本部に採用された初任科生20人です。

初任科生たちは家族らが見守るなか、半年間で学んだ専門的な知識や技術を駆使してその成果を披露しました。

このあと式典が開かれ、川口泰夫 学校長から一人一人に卒業証書が手渡されました。

(卒業生代表・鈴木隆世さん)「この消防学校での学びや経験を糧に1人1人が活躍できるよう頑張りたいと思います」

(日向市消防本部に配属・都甲花音さん)「今は宮崎県は女性の消防士が少ないので女性でも頼れるような強い消防士になっていきたいと思っています」

卒業生たちはこれから県内各地の消防本部に配属され、第一線の消防士として活動することになっています。