青森県弘前市の津軽藩ねぷた村では、毎年「干支ねぷた」を制作しています。いま制作されているのは、2024年の干支の「辰」ではなく「寅」の干支ねぷたです。プロ野球・阪神タイガースのセ・リーグ優勝を祝って限定制作されています。

背中部分の縞模様にあしらわれた「猛虎」の文字。青森県弘前市の津軽藩ねぷた村で制作が行われている「虎ねぷた」です。制作がはじまったきっかけはもちろん“アレ”でした。プロ野球・阪神タイガースのリーグ優勝です。18年ぶりということもあり関西を中心に大盛り上がり。そもそも津軽藩ねぷたの看板商品・干支ねぷたは38年前の1985年、阪神タイガースが日本一になったことをきっかけに翌年の干支・寅をモチーフにして初めて作られたということです。

津軽藩ねぷた村助役 檜山和大さん
「阪神タイガースを応援したいという思いでグローブとボール・バットを持たせてかわいらしい虎ねぷたに仕上がりましたのでぜひ日本一を目指してほしい」

阪神タイガースの38年ぶりの日本一への願いを込めて。「虎ねぷた」は180個限定で、津軽藩ねぷた村と青森市の県観光物産館アスパムの「地場セレクト」で販売されています。