JR東日本盛岡支社は27日、岩手県の東北本線と釜石線の区間を走る新たな観光列車「ひなび(陽旅)」を運行すると発表しました。デビューは12月23日です。
※画像はJR東日本盛岡支社提供
新しい観光列車「ひなび(陽旅)」は「リゾートあすなろ」と「さんりくトレイン宮古」を兼ねて運行されていた2両編成のディーゼルハイブリッド車両HB-E300系を全面リニューアルし、岩手・青森の各線区を運行するものです。
27日の盛岡支社の会見で列車の運行デビュー日が今年12月23日になったことが発表されました。
岩手県内の運行区間は東北本線の盛岡―花巻駅間と釜石線の花巻―釜石駅間です。団体臨時列車としての運行で、その後の運行は未定です。
会見では試乗会が実施されることも発表されました。試乗会は岩手で11月25日、青森で12月2日に行われ、合わせて10の区間で400人が試乗できます。
「ひなび(陽旅)」の名前には列車に乗って自然を車窓から感じ、「ぬくもりのあるゆったりとした旅」をしてほしいとの想いが込められています。
列車の外装には盛岡支社管内の気動車に広く用いられた「盛岡色」と呼ばれる白地に赤ラインを採用していて、2両編成の車体には中央に山、そのわきに波や川の模様、花吹雪などを配置して豊かな自然を表現しています。















