福島県郡山市の中心街にある神社で、27日から秋祭りが始まりました。4年ぶりの通常開催ということで、現場から中継でお伝えします。

【安部遼アナウンサー】
1800年以上の歴史があり、市民に親しまれている郡山市の安積国造神社です。27日から3日間、五穀豊穣と繁栄を感謝するお祭り、「秋季例大祭」が行なわれています。

新型コロナの影響で通常開催は4年ぶりということで、28日や29日には郡山市内をおよそ1000人が参加して、山車や神輿が練り歩いて賑わいます。

午後1時半過ぎには、例大祭に合わせて神輿渡御が始まりました。神輿渡御とは神様のご分霊が神輿に乗って地域を巡り、氏子安全を祈ることで、例大祭では3日間で市内およそ130カ所を訪れお払いと祝詞をあげます。

さらに、安積幼稚園で行われた「奉納子供相撲大会」。幼稚園児から小学生までの子どもたち80人ほどが参加して相撲を奉納しました。18回目を迎えたこの相撲大会は、須賀川市出身で、9月の秋場所にも新十両として臨んで勝ち越した高橋関が出場したことがあり、当時優勝、力士を志したきっかけとなった大会でもあるそうですよ。

4年ぶりということで、駅前大通りでは、例大祭を盛り上げようとおよそ100の出店が3日間並ぶ予定だということです。