サッカー明治安田J2のいわきFCが、Jリーグに提出していた新しいスタジアムの整備計画が承認され、来シーズンのJ1クラブライセンスが交付されました。

いわきFCを運営するいわきスポーツクラブは、25日夜会見を開き、来シーズンの「J1クラブライセンス」を3年連続で取得したと発表しました。

いわきFCは今年6月、小名浜を候補地とする新しいスタジアムの整備計画をJリーグに提出していましたが、場所や予算などの具体性が評価され、計画は承認されたということです。

今回も、基準を満たすホームスタジアムを昇格5年以内に使用できるようにする「例外規定」が適用されていて、2027年11月末までの着工、2031年~32年の開幕前までの完成を目指します。

スタジアム候補地が沿岸部であることから大倉代表は、防災対策に万全を期して取り組むと強調しました。

いわきスポーツクラブ・大倉智代表「特に防災、交通をしっかりといわき市と連携しながら、まずこれを一丁目一番地として、しっかり対応していきたいなと思っています」

また、スタジアム建設に伴う費用の一部はクラウドファンディングで募るということです。

大倉代表「賛同者募集というイメージです。なるべく多くのみなさんに賛同いただきたいというのが意図です」

来シーズンは、J3の福島ユナイテッドFCにも例外規定が適用され、J2ライセンスが交付されました。