■プロ野球 阪神2ー7中日 (27日 甲子園)
阪神は今季甲子園でのシーズン最終戦で敗れ84勝50敗5分の貯金34となった。球団歴代最多87勝(03年・140試合、05年・146試合)に残り4試合となった。最多安打を争う中野は4打数1安打で161安打で単独トップをキープした。
先発・富田蓮(22)は今季9度目の登板で先発は2度目、1勝1敗、防御率4.09。プロ初先発となった6月9日・日本ハム戦で3回3失点で負け投手だった。
富田は1回1死からカリステに四球、続く細川に左中間スタンドへプロ初被弾となる23号2ランを叩き込まれた。
スタメンは近本が4試合ぶりに復帰、森下を3番、ノイジーを6番、ショートは木浪のオーダーを組む。
中日の先発・メヒアに対して1回は近本は中飛、中野は遊飛、森下は二飛と三者凡退に終わる。
富田は2回1死から龍空にヒット、メヒアの犠打で2死二塁から岡林にライトへタイムリーを運ばれ、0ー3となる。岡林は中野と並ぶ160安打目。
打線は3回1死から木浪が20打席ぶりのヒット、富田の犠打で2死二塁も近本は二ゴロに終わる。
4回の攻撃で1死から森下がヒット、大山が左中間スタンドへ2試合連続の17号2ランを放り込み、2ー3とする。さらに佐藤輝とノイジーの連打で一・二塁も坂本は遊ゴロ併殺打に倒れた。
富田は5回1死から岡林の遊ゴロを木浪が失策、2死後に細川にバックスクリーン左に24号2ランを打ち込まれ、2ー5とされる。富田は5回を6安打5失点(自責3)で降板。
6回からは2番手・西純矢が登板。2死から三好、龍空に連続四球も無失点に抑える。
打線は6回に先頭・中野がレフトへヒット、161安打目で単独トップに返り咲く。森下もヒット、大山の四球で無死満塁の好機に。佐藤輝は三飛、ノイジーは浅い中飛、坂本も中飛で得点を挙げれず。
西純は1死からカリステにヒット、細川に四球で一・二塁から石川昂にレフト線にタイムリーツーベース、ビシエドに犠飛を許し2ー7とリードを広げられた。
7回の攻撃で木浪がツーベース、近本が死球。近本はリーグ単独最多となる11個目の死球。1死一・二塁から中野は三ゴロ、森下は空振り三振に倒れる。
8回は及川が打者3人で退けるが、打線は8回は大山、佐藤輝、ノイジーと3人で終わった。
9回は及川が岡林を二ゴロに打ち取り、岡留に交代。岡留は代打・堂上を三ゴロ、細川は一飛に抑えた。
9回の攻撃は代打・小野寺が空振り三振、木浪が四球で代打・原口は併殺打で終わった。














