カード第1号は“トレカ制作きっかけの店”…月に100枚売れることも

着々とファンを増やしているトレカですが、きっかけになった銭湯があります。それが、京都市下京区にあるカード第1号の「名倉湯」。大きな看板の通り、あつあつ110℃のサウナが自慢です。
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(トレカつくりびとさん)「大将、こんにちは。きょうもいいお湯わいていますか?」
(名倉湯 店主・平岡義久さん)「おう、ぼちぼちや」
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多い時はここに週2回訪れるというトレカさん。いつもどおりのルーティーン、4つの湯船を満喫します。
(トレカつくりびとさん)「さいっこうですね。井戸水だから気温によってキンキンの時もあれば優しい時もあって、その日その日が最高って感じですね」
(記者)「これ最高ですね、最高ですわ」
MBSきっての銭湯好きである森亮介記者も大満足。
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トレカさんはこうして実際に入って感じたことをもとにカードを制作していて、銭湯での気づきはクイズにもなっています。
(トレカつくりびとさん)「お店のどこかに(このイラストのものが)あるので、これを探して見つけるっている『さがせ!』っていうコーナーです。これを探してください」
(森記者)「これですね、この魚みたいな。これでも…すぐに見つけられそうな気がするんですけど」
(トレカつくりびとさん)「見つけられそうで見つけられない」
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ということで、調査開始!
(森記者)「あれじゃないですよね?」
(トレカつくりびとさん)「あれは猫ですね、ちがいますね」
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すると森記者が…
(森記者)「これですか?」
なんと、鏡の広告に魚が!
(トレカつくりびとさん)「ああ、そこに魚がいることに初めて気が付きました。ちょっとね、形が…」
残念!これも不正解。では魚は一体どこに?天井にも、浴室のタイルにも、魚はないようです。お客さんに聞き込んでみると…
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(森記者)「このマークってどこかで見たことないですか?」
(客)「いや、見たことない」
さすがに常連客は知っているはず。
(常連客)「メダカかなんかちゃうんか」
(森記者)「30年の常連さんでも見たことないですか?」
(30年の常連客)「ないね、全くない」
30年の常連客らをもってしても歯が立たない難易度っぷり。その答え、意外にも入口付近にありました。
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(客)「あー、なるほど…」
(トレカつくりびとさん)「クマちゃんがくわえている『鮭』です」
(客)「絶対わからないですね」
正解は「玄関の置物のクマがくわえている鮭」。少し難しかったようです。
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こうしたクイズひとつをとっても遊び心満載のトレカ。価格は1枚200円。売れ行きは絶好調で、この銭湯では月に100枚売れることもあるそうです。
(名倉湯 店主・平岡義久さん)「銭湯って今集客にどこの店も困っている。カードを作ることで集客が必ず伸びるんですよ。岐阜の方から来てみたり、名古屋から、三重からとかも来はるので。じわじわ増えていったので本当にびっくりはしましたよ」














