東京電力福島第一原発の処理水を海に放出してから1か月が経過し、福島県の内堀知事は、今後も県産水産物の魅力を伝えていく考えを示しました。

8月24日に始まった処理水の海洋放出は、9月11日までに1回目が終了し、およそ7800トンが海に放出されました。放出から1か月が経ちましたが、県などによりますと、これまでのところ、水産物の価格に大きな変動はありません。

これについて、内堀知事は25日朝の会見で、次のように話しました。

内堀知事「この応援的なものもまた沈静化する可能性がありますが、我々自身が汗をかいて、常磐ものの魅力を伝えていかなければいけないと考えています。」

その上で、内堀知事は、今後も水産物などの販路拡大を進めていく考えを示しました。