福島第一原発の処理水を海に放出してから、24日で1か月です。福島県では放出による水産物の価格について、これまでのところ「大きな変化はなかった」と分析しています。
8月24日に始まった処理水の海洋放出は、9月11日までに1回目が終了し、7788トンが海に放出されました。東京電力によりますと、トラブルは確認されておらず、周辺海域のモニタリングでは、いずれも基準値を下回っています。
いわき市漁協によりますと「常磐もの」の代表格・ヒラメの価格は、放出前の1か月で、1キロあたり平均およそ2300円でした。放出後も、ほぼ同じ水準で推移していて、大きな変動は見られませんでした。
放出に伴う水産物の風評被害について、福島県水産課では「放出の前後で価格に大きな変化はなかった」と分析する一方で「今後の状況を注視していきたい」とコメントしています。
政府と東電は改めて放出設備を点検した後、今月28日にも、2回目の放出の日程を決めることにしています。
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