ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミアの軍セバストポリでは、23日もミサイル攻撃が続いています。

ウクライナ南部クリミアの軍港セバストポリでは、22日に続き、23日にも防空システムが作動したと親ロシア派のセバストポリ市長が発表しました。ミサイルは迎撃され、破片が落下したということです。

23日の攻撃について、ウクライナ側は関与を明らかにしていません。

一方、ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長はアメリカ政府系の海外向け放送「ボイス・オブ・アメリカ」ウクライナ語版の取材に対して、22日の攻撃で少なくとも9人が死亡、ロシア軍の将軍を含む16人がけがをしたと明らかにしました。

また、イギリスのBBCはウクライナ軍関係者の話として、この攻撃にイギリスとフランスが供与した長距離巡航ミサイル「ストームシャドー」が使われたと報じています。