市バス内で問題になっている「大型手荷物」…市は“手ぶら観光”を呼びかけ

 人が集まりすぎて起こる「オーバーツーリズム」の問題はゴミだけではありません。

 9月、京都市営交通のホームページではこんな呼びかけが…

 (京都市営交通のHPより)「どうする、手荷物」
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 市民の足である市バスでいま問題になっているのが、観光客の大きな手荷物。ベビーカーや車いすの利用者らに影響が出ているというのです。京都市民に話を聞くと…

 「すごく大きいスーツケースで乗ってくるので、降りるのに苦労した経験がある」
 「にぎわうのはいいけれども、生活する面では大混雑なバスに乗りたいとは誰も思わないと思う」
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 そこで市は、荷物の預かりサービスを利用して「手ぶら観光」をしてほしいと呼びかけています。京都タワーの中にある観光案内所に話を聞きました。

 (関西ツーリストインフォメーションセンター京都 鯉谷洋係長)「手荷物を預けたついでに観光案内をさせていただくとか。『荷物のことで困っている』という相談を受けた際には、『うちで手荷物も預かっています』ということでやらせていただく場合もあります」

 料金は一時預かりが600円。また、午前中に預ければ1000円で夕方に滞在先のホテルに届けてくれるサービスもあります。
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 あらゆる方法で「手ぶら観光」の観光客を増やしていきたい京都市。ただ、旅行者にはまだまだ知られていないようです。

 (オーストラリアから来た観光客)「(Q京都の荷物預かりサービスは知っている?)聞いたことない。何それ?(Q知っていたら使いたかった?)うん、使うか考えるよ」
 (アメリカから来た観光客)「(Qサービスを使いたいと思う?)知っていたら使いたかったね。たくさんのスーツケースを持っていたから。すごくいいアイデアだと思うよ」

 秋の行楽シーズンに向けて、粘り強い取り組みが必要になりそうです。