「長崎が好きなのでここで引退したい」J1昇格時の立役者が5年ぶりに復帰 中村 慶太選手
そしてこの夏、5シーズンぶりに復帰したのがMFの中村慶太選手。
2017年のJ1昇格の立役者です。

中村 慶太選手:
「ずっと帰ってきたいとは思っていたので、ピッチに立ったときもすごく感慨深いものがありましたし、思っている以上に長崎が好きなので、プロキャリアのスタートの地ということで強い思い入れもありますし、よっぽどのことがない限り、ここで引退したいと思っているので」
中村選手はすでにチームの中心として大活躍しています。
8月の水戸戦で挙げたゴールは、J2リーグの月間ベストゴールにも選ばれました。
中村 慶太選手:
「あのゴールは僕の中でも理想としているゴールですし、真ん中をワンタッチで崩すことによって、相手もどっから攻めてくるのか的を絞れないと思うので。
うちの強みは“サイド攻撃”なんですけど、“中からの崩し”もどんどん増やしていけたらなと思うので、そういった部分でも対戦相手に意識させられるゴールをとれたと思うのでよかった」
チームは現在5位。
直近4試合負けなしで、プレーオフ出場圏内をキープしていますが、“行くぞJ1!”のスローガンを達成するために、中村選手はもう一つ上のレベルを求めています。
中村 慶太選手:
「勝ちきれる試合を落としている部分、そこは残り7試合改善しないといけないかなと思います。
J1昇格したときよりも選手の質は高いですし、雰囲気は(2017年と)似ているので。
ただ、ちょっとした「差」、数センチの問題っていうか、ゴールでも失点でも、そういった最後のところの部分は、昇格したときのほうが体を張っていたので、最後の部分の厳しさは、もっとチームとして持たないといけない」