■プロ野球 楽天 2ー7 西武(21日・楽天モバイル)
4位・楽天は5位・西武に大敗。チームは63勝66敗1分で借金3となった。
試合前の時点で3位・ソフトバンクとのゲーム差は0.5。勝てばAクラス浮上の可能性もあった試合を落として、順位変わらず。
楽天先発は今季初登板の塩見貴洋。21年6月以来の一軍登板となった塩見は2イニング連続で被弾するなど、4回75球4安打4失点でマウンドを降り、1敗(0勝)。
初回は三者凡退に抑えた塩見。しかし2回、2死一塁から7番・渡部健人に6号2ランホームランを喫し、0ー2。
その裏、今季対楽天戦5勝0敗、防御率0.61の相手先発・今井達也から、打線は四球とヒットで無死一・三塁と得点のチャンスを作る。6番・村林一輝の遊ゴロ併殺打の間に三塁走者が生還し、1ー2。
しかし直後の3回、塩見が1死一塁から3番・マキノンに14号2ランホームランを被弾。1ー4と再び点差が広がる。塩見は4回を投げ切ってマウンドを降りた。
4回、楽天打線は2死から、浅村栄斗が25号ソロホームランをライトスタンドに運び、2ー4。
5回、楽天は先発・塩見から2番手・宮森智志に継投。しかしヒットと四球などで1死一・二塁とピンチを招く。ここでマキノンに2打席連発となる15号3ランホームランをレフトスタンドに浴びて、2ー7。
6回は3番手で松井友飛が登板。二者連続三振を含む、三者凡退に抑えた。松井友は7回も続投。ランナーを出すも後続を抑え、安定感を見せた。
その裏、打線は1死から連続四球で一・二塁のチャンスを作るも、7番・鈴木大地が左フライ、代打・小郷裕哉は投ゴロに倒れ、無得点。
8回もマウンドには松井友。この回も投げ切り、3回1安打4奪三振の好リリーフをみせた。
打線は、8回も続投した今井から、先頭の小深田が2打席連続となるヒットで出塁。しかし代打・阿部寿樹が空振り三振。2番・島内宏明、3番・辰己涼介も凡打に倒れ、ランナーを進められず。
9回は、4番手で内星龍が登板。下位打線から始まる西武の攻撃を3人で退けた。
5点差を追いかける楽天9回の攻撃は4番から。西武2番手・青山美夏人の前に、先頭・浅村は遊ゴロ、5番・岡島豪郎は空振り三振で2アウト。最後は6番・村林一輝が三ゴロに倒れ、ゲームセット。
対西武の今季対戦成績は10勝13敗1分となり、残り1試合を残して2年連続の負け越しが決まった。














