農業分野を担当するアメリカの駐日公使が、福島県伊達市の直売所を訪れて、県内の農業の現状を視察しました。

農業分野を担当するアメリカの駐日公使、モーガン・パーキンズ氏が訪れたのは、伊達市の農産物直売所です。今回の訪問は、復興途上にある県内の農業の現状を直接、自分の目で確認して応援したいというパーキンズ公使の希望で実現しました。

直売所でパーキンズ公使は、野菜の栽培方法や精肉について詳しく質問していました。また、県産のモモやナシ、ブドウを試食し、福島の味を堪能していました。

パーキンズ公使「ベリーグッド」

視察を終えたパーキンズ公使は、県産の農産物を高く評価していました。

パーキンズ公使「まず農産物がとても美しい。値段も東京と比べて高くないし、品質は良く地産地消の良い部分を目にした」

パーキンズ公使は22日、県内の果樹園を回るということです。今回、日米でお土産の交換もあり、JAからは、果物とモモのジュースが贈られ、公使からは、アメリカ農務省のロゴが入ったグッズが、手渡されたということです。