青森県板柳町の特産品としてブランド化を目指している「いたや毛豆」の収穫が進んでいますが、2023年の記録的な猛暑で実の大きさにばらつきがあり、選別に時間がかかって出荷が追いつかない状態です。


青森県板柳町の「いたや毛豆」は甘みとホクホクした食感が特徴で、農薬や化学肥料を使わずに栽培し、一般的な枝豆の収穫が終わる頃の9月半ばから10月半ばに収穫期を迎えます。2023年は町の若手生産者による「いたや毛豆研究会」の5人がブランド化を目指して100アールで作付し9月14日に収穫が始まりました。記録的な猛暑と大雨の影響で実が小さいものもあって手作業での選別に時間がかかり、出荷が追いつかない状態が続いています。


いたや毛豆研究会 櫻庭妃咲美会長
「収穫の後半になると実が入ってくることがあるが今年の暑さと大雨の影響は私も経験したことのない状況」


「いたや毛豆」の収穫は10月上旬まで行われ、このあとは生育が進んで実入りが良くなるとみられ平年並みの3トンの収穫が見込まれています。