1日のスケジュールを分析 健康の秘訣は…
100歳でどうしてここまで元気で美しいのか?今回、堀野さんの取材をもとに専門家にも話を聞きました。
堀野さん「はい、こちらが私の一日のスケジュールです」
浦部アナ「編み物が多いですよね、やっぱり健康に良いんですかね」

堀野さんは学生時代、裁縫などを学ぶ家政女学校に通い、今でも長いときは1日に10時間近く編み物をして過ごしています。
専門家によると、指を日ごろから動かすと認知症予防に有効だということです。

福島県立医大 健康増進センター・大平哲也副センター長「元気に長生きするための生活習慣をほぼすべてやっている。(職場で)人と会話をするのも認知症予防に良い」
さらに、堀野さんはお風呂のなかでのストレッチを毎日欠かさないと言います。
堀野さん「肩甲骨をぐっと後ろにやるでしょ。この体勢で30数えるわけ。1、2、3、4って数えるわけ。あと手をあげるわけ」
浦部アナ「すごい!手がめちゃくちゃ上がりますね」
堀野さん「毎日やっているとこうなるんですよ。こういう風に足をあげて、1、2、3、4、5って30回やるの」

太ももや肩甲骨などの大きな筋肉を鍛えると、長生きホルモンと呼ばれる「アジポネクチン」が増えて、動脈硬化を抑えてくれるといいます。
また、100歳になっても好きな仕事を続けているということも大切だそうです。
福島県立医大 健康増進センター・大平哲也副センター長「人付き合いの中で役割を持っていると、意識して美しくいようというモチベーションが高まるので、そういったことが良いと思う」
健康に良いことが習慣化されている堀野さん。化粧をしたまま、美しく生涯を閉じたいと話していました。