新たな宮内庁長官が記者会見で抱負を述べました。

宮内庁 黒田武一郎 長官
「極めて責任の重い仕事に就いて、微力ですけれども、努力を尽くしてまいりたいと思います」

黒田武一郎氏(65)は総務省事務次官や宮内庁次長などを歴任し、24日付で長官に就任。会見では、▼宮内庁が持つ施設の管理や、▼適切な情報発信について議論を進めると明らかにしました。

また、2019年から宮内庁のトップとして令和の皇室を支えた西村泰彦前長官は。

宮内庁 西村泰彦 前長官
「(皇室は)本当に国民が苦しんでいる時、辛い思いをしている時に、国民に寄り添ってそれを励まされる。我が国の皇室は心のよりどころであるといって過言ではないと思います」

皇室への思いを語ったうえ、6年におよぶ任期を充実した表情で振り返りました。