「日本損害保険協会」は、去年1年間に交通事故が発生した交差点の、都道府県別のデータを公表しました。


こちらが宮崎県内で事故が多かった交差点です。全国の新聞社の協力を得て作成されたもので、県内で最も事故が多かった場所、ワースト1位は宮崎市の橘通三丁目交差点です。
そしてワースト2位が宮崎市内や都城市、それに延岡市などのあわせて8か所の交差点です。

事故が多い交差点の特徴や、どんな事故が発生しているのかを調べました。

(日高桂祐記者)「去年、事故の件数が多かった都城市の交差点です。このように信号機がない交差点で、さらに北側には、道路が2つに分岐している場所があります」


こちらは、県内でワースト2位となる5件の事故が発生した都城市の横市インターチェンジ近くの交差点。

複数の市道が交わり、周辺には民家が建ち並んでいます。


どのような危険があるのか、実際に運転してみると・・・


(日高桂祐記者)「停止線で止まりましたが、この場所からは右と左、車が来ているか見えない状況です。ゆっくり安全確認をしないと危険です」

去年、ここで発生した5件の事故のうち4件が出合い頭の事故でした。


事故の原因は一時不停止や安全不確認。

日本損害保険協会では交差点を通過する際、左右の安全確認やほかの車の動きに注意することを事故防止策として紹介しています。