来月に迫った金沢マラソン2023を前に、ランナーや運営スタッフなどを対象にした救命講習会が、16日から始まりました。

ランナーに不測の事態が起こった場合に備え、金沢市消防局で行われた救急救命講習会。
有志による運営ボランティアやランナーらが参加し、AEDを使った心肺蘇生の方法や胸骨を圧迫する時の注意点などを学びました。

参加者は「すぐに行動できるようにあるいは周りに助けを呼ぶ、人手を増やすことも大事なんだと思ったので、とっさにできるようになれば」とコメントしました。

金沢マラソン組織委員会によりますと、前回の大会でもAEDを使った救命活動が実際に行われ、一命をとりとめる事例があったということです。

金沢マラソン2023は約1万3000人のランナーが国内外から参加して、来月29日に開かれます。
救命救急講習会は大会までにこのあと8回行われます。