では、お互いにとってどういったメリットがあったのでしょうか?内部文書などによりますと…

ビッグモーターにとって、保険会社による損害調査がなくなり、入庫後、ノンストップで作業着手が可能になる。つまり、入庫から納車までのスピードアップが可能になっているということです。
一方で、損保ジャパンの内部文書によりますと、より効率化を図るとともに、ビッグモーターにおけるプレゼンスアップに繋げるため。つまり、ビッグモーターとの「関係を強化する」ことが目的なのではないかとみられています。

自動車保険に詳しい藤原家康弁護士は「ビッグモーターの一方的な“言い値”で保険金額が決まっていた恐れもあり、保険業法上の問題がある可能性がある。今後、金融庁が重点的に調べると思います」ということです。どのような調べが行われるのでしょうか?