住んでるからこそ撮影できる作品を…
15日発表されたイギリスの「グリニッジ天文台」主催の世界最大級の天文写真コンテストでは、ミラージュランドの観覧車を撮影した月の作品が見事入選を果たしました。

フォト・アーティスト 黒﨑宇伸さん:「観覧車の丸と、月のかさの丸が空に映っている2つの輪っかみたいなイメージを持っていて、ちょうど撮影行った時に出てくれたんで」

朝日町の舟川(ふなかわ)べりで撮影したサクラの天文写真も、2020年と2022年のコンテストで入選するほどの実力です。黒﨑さんがミラージュランドの観覧車を撮影し始めたのは4年前。これまで数万枚を撮影し、厳選した200点を作品として残しています。


フォト・アーティスト 黒﨑宇伸さん:「たまたま通りかかったらお父さんが夕涼みをされてた。ステテコをはいている夕涼み感出す感じで。民家のすぐ後ろに観覧車っていうのも、たぶん世界でここだけだと思う」

もっと住んでいる人の表情を見せたいと視点を変えて、家の中から撮影させてもらったことも…。
何気ない日常の風景と観覧車という非日常が重なる、地元に「住んでいる」からこそ撮影することができる作品をひとつひとつ大切に撮りだめています。




フォト・アーティスト 黒﨑宇伸さん:「雪と観覧車っていうのを表現したくて。色数をそろえるために信号機が赤になるのを狙って、なるべく赤と白だけで表現したいと思って」
