京都アニメーション放火殺人事件の裁判は、14日から検察側の被告人質問がはじまった。青葉真司被告が京都に到着してから、放火を実行するまでの経緯について質問が飛ぶ。
検察官「どうしてガソリンなのか?」
青葉被告「消費者金融の『武富士』で、ガソリンを撒いて亡くなった事件を見て、こういう犯行に及ぼうと」
検察官「口座の5万7千円をおろしてるが全財産?」
青葉被告「はい」

検察官「埼玉から包丁を6本持って行ってる、なぜ持って行った?」
青葉被告「秋葉原の殺傷事件に思いがあった。ガソリンを撒いた後、(誰かに)止めに入られるかもしれないので」
検察官「秋葉原事件の思いとはなんですか?」
青葉被告「20歳超えてから仕事を転々として、共感といいますか(元死刑囚の男に)類似点があった。他人事とは思えなかった」
過去の事件を口に出して、このように話した青葉被告、そして放火実行が近づいていく。














