60年前 旧ソ連を撮影した 小野捷夫さん:
たまたま一番若いから、「お前事務局やれ」ってことで結局4年間そこの事務一切を引き受けることになった。

その愛好会である時、甲州ブドウの起源を探ろうと話題になり、ブドウの原産地である旧ソ連の中の中央アジアの国々を視察することになりました。

この視察の様子を撮影したのが小野さんでした。

小野さん:
モスクワで農業博覧会をやっていた。そこへ行ってみたらものすごく立派で。
農場へ行くと雑もいいところ。そういうすごい国なんだと。

一行はブドウ農園などを視察。初めて見る現地のブドウに衝撃を受けたといいます。

小野さん:
ブドウの種類がありすぎてびっくりした。(日本の)温室で作った巨峰があったので、それを「これは世界一大きいブドウだ」と自慢しようと持っていったら、出すに出せない。そういう状態になった。

記者:巨峰より大きな粒のブドウがあったという事ですか?
小野さん:そうです。