2025年に東京で開催される世界陸上の開幕まで2年となった13日、都内で東京都主催のシンポジウムが開かれた。
アスリートトークショーには8月に行われた世界陸上ブダペスト1500m、5000m代表の田中希実(24、New Balance)と男子20km競歩代表の山西利和(27、愛知製鋼)が出席。
ブダペストでは、5000mで日本記録(14分37秒98)をマークし、9日(日本時間)に行われたダイヤモンドリーグブリュッセル大会でさらに自身の記録を更新(14分29秒18)した田中は「東京世界陸上で今まで自分がやってきたことを大きく表現して感謝を表す大会にしたい」とコメント。2019年ドーハ大会、2022年オレゴン大会の金メダリスト・山西は「順位とかタイムとか数字も大事なんですけど自分のやりたいことを突き詰めていって自分のレース、パフォーマンスに表れてくれたら」と2025年大会への思いを語った。
小池百合子都知事は「国立競技場を満員にして世界のアスリートを間近で応援していただきたい」と呼びかけた。